作られた分断:第七部 無関心が生む原発再稼働容認論 その欺瞞にせまる|ぴろあごる|note
平成最後の8月。千代田区霞ヶ関の経済産業省前。 昼下がりのきつい西日が差すなか、この日は各省庁の子ども見学デーということもあり多くの親子連れで賑わっていた。 そんななか、経産省の正面玄関前で反原発を訴え、座り込み抗議を行う3人の老年の男女の姿があった。 経産省から次々と出てくるスタンプラリーを首から提げ、陽気にはしゃぐ子どもとそれを微笑ましく迎える母親は好奇の目で彼らを見つめる。 その違和感たっぷりの光景に思わず足が止まった。 「若い人たちは原発を推進する現政権の恐ろしさを知らない。」 「私たちは老い先が短いから大丈夫だけど、私たちの子どもや孫、その先の世代にこの問題(
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